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日本交通が食事デリバリーを開始、緊急事態宣言でタクシー事業者への特例通達

日本交通がこのほど、都内でタクシーによる食事のデリバリーサービスを開始した。新型コロナウイルス感染拡大防止による自粛要請に伴い、デリバリーのニーズが増加。国土交通省が緊急事態宣言期間に調整期間を加えた期間に限り、タクシー事業者による有償貨物運送を特例的に認める通達を2020年4月21日に出したのを受けたもの。日本交通が4月22日に都内第1号として許可された。

対象店舗は、ミシュラン星付きの中国料理「富麗華(ふれいか)」、NY発祥の「ウルフギャング・ステーキハウス」。配送エリアは都内23区、武蔵野市、三鷹市で、5月13日までの期間限定で実施する予定。提供エリアが広く、プロドライバーが配送する安心感や、高い商品でも一定の配送コストで収まる点を売りにする。富麗華の場合、メーター運賃+予約迎車840円で届ける。