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フィンエアー、成田・中部・関空線を再開へ、7月から、アジア路線を中心に通常便の約3割の運航目指す

フィンエアー(AY)は2020年5月18日、成田、中部、関空/ヘルシンキ線を7月から再開する予定だと発表した。スケジュールは月ごとに見直し、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う渡航制限が解除され、需要が回復し始めた市場から徐々に再開、増便する。

7月に再開するのは成田、中部、関空のほか、北京、香港、上海、シンガポール、ソウル、バンコクといった同社が重点市場に位置づけるアジア路線。さらに、8月にはデリー、ニューヨーク線を再開、11月には羽田便を就航する予定だ。AYのCCOオーレ・オリベール氏は、「7月以降、航空業界は徐々に回復すると予想しており、7月に通常便の約3割の運航を目指す。私たちの調査では、多くがすでにビジネスとレジャー旅行の両方を計画しており、この需要に応えていきたい」と期待感を示した。

同社はまた、新型コロナ感染防止で新しい施策も導入。空港スタッフが全員マスクをするほか、搭乗のシャトルバスの乗車人数を最大50%までに制限。乗客には鼻と口の両方を覆うマスクを持参、着用してもらうようにする。