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「GoToトラベル」、宿泊事業者の認定条件に「ビュッフェは個別提供」、修学旅行は教育的観点から推進へ(追記あり)

2020年7月22日から開始される予定の「GoToトラベル」事業について、国交省から新たな条件が示された。若者、重症化しやすい高齢者の団体旅行は支援対象から除外。新型コロナウイルスの感染リスクの高さから大人数の宴会を伴う旅行も対象外になる一方、修学旅行は教育的観点から推進する。ただ、現時点(7月17日16時時点)で年齢や人数など明確な線引きは示されていない。

また、昨日、東京都を目的とする旅行と東京都に在住する人の都外への旅行のキャンペーンからの除外されることになったが、補助を見込んで予約を済ませ、補助がないことを理由にキャンセルする場合のキャンセル料は国としては補填しない方針だ。

GoToトラベル事業に参加できる宿泊施設の条件については、「新型コロナウイルス対応ガイドライン」を徹底するほか、チェックイン時に検温・本人確認を100%実施、週末を含めて保健所に連絡し指導を仰ぐ体制を確立、食事の際に座席の間隔を空ける、ビュッフェ方式の食事では個別提供を行う、浴場や飲食施設での人数制限、時間制限を設けるといった3密対策などが示されている。

編集部追記:本記事の公開後の夕刻に、一部報道で新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい高齢者、若者の団体旅行、宴席をともなうツアーの除外については「旅行業者の判断に委ねる」方針であることが報じられています。