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京都市、新たに観光の快適度・混雑予測のエリアと期間を拡大、市内中心や京都駅周辺を追加

京都市観光協会(DMO KYOTO)は、京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」で提供中の「観光快適度」について、予測発信ページをリニューアルした。表示エリア・表示期間の拡大など機能を充実し、「京都観光快適度マップ」を公開している。

リニューアル前は、「嵯峨・嵐山」「祇園・清水」「伏見」の3つのエリア内の観光スポット周辺の時間帯別観光快適度を春・秋の観光シーズンに表示していたが、新たに「衣笠・北野・西陣」「哲学の道・岡崎」「市内中心部」「京都駅周辺」の4エリアを追加し、表示期間を通年に拡大した。予測値は1カ月に1回更新し、最大2箇月先までの値を掲載する。

この観光快適度は、KDDIと技研商事インターナショナルが共同開発した位置情報ビッグデータ分析ツール(KDDI Location Analyzer)の情報をもとに、天気や曜日などの条件も考慮し、フェイスブックの予測手法「Prophet」を活用して予測するもの。

報道資料よりまた、エリア内を快適に観光できる観光スポットやモデルコースの記事を紹介することで、エリア内の回遊を促進するサービスも新たに開始。エリア内の観光スポットの位置関係を理解しやすいように、イラストマップも12月中に掲載する。

このほか、時間帯別観光快適度予測の表示スポットについて、リアルタイムの状況を確認しながら、混雑する時間を避けて観光できるように、ライブカメラの映像の配信を新たにスタートする。