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ハワイ、ワクチン接種者の隣島間の往来を自由に、ワクチン接種完了の15日後から

ハワイ州政府は、新型コロナウイルスのワクチン接種者によるハワイの隣島の往来について、2021年5月11日から出発前検査および隔離措置を免除する「ワクチン・トラベル・プロトコール・プログラム」を開始する。

このプログラムは、ハワイでワクチンを接種した人のみが対象で、接種完了15日後から隣島間で自由に移動が可能になる。

ワクチン未接種者や接種完了後15日間経ってない人がカウアイ島、マウイ島、ハワイ島に入島する際、所定の基準を満たさない場合は、10日間の隔離が義務付けられる。

現在、他島からオアフ島に入島する場合、隔離義務はないが、ワクチン接種受けたオアフ島住民にとって、今回の措置は経済活動や人的交流の再開で大きな前進になると期待されている。

ワクチン接種者が隣島を移動する場合には、「ハワイ州セーフトラベル」サイトで、米疾病予防管理センター(CDC)指定のワクチン接種記録カードに必要事項を記入した上でアップロードする必要がある。

ハワイ州では現在のところ、CDCのワクチン接種記録カードおよびワクチン管理システム(VAMS)からプリントアウトされたもののみ受け付けている。