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東京・玉川髙島屋が館内案内でARナビを導入、屋内でも現在地から目的地までルート表示、テレコムスクエアのアプリを採用

東京・玉川髙島屋ショッピングセンターは、テレコムスクエアが提供するARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」による館内外のルート案内を始めた。館内での対話を極力避ける感染予防対策として導入を決めた。ショッピングセンターでの導入は全国初。

今回導入されたPinnARは、屋内でも現在地を測定し、ナビゲーションできる機能を実装。利用者が今見えている光景で、自身のスマートフォンに目的地までのルートが表示される。

まずは、本館・南館の館内(百貨店内含む)から利用可能になり、順次、西館・東館・マロニエコートなどの館内、および周辺エリアへにサービスを拡大する予定。回遊性の向上や周辺施設への総客効果を狙う。

PinnARは、これまで130万ダウンロードされている地図が読めなくても迷わない地図アプリ。カメラで映した実際の風景上に、道路に沿う形でルートを表示する「ARナビ画面」と、従来の地図アプリでよく使われるマップ上にルートが表示された「マップナビ画面」両方を切り替えて利用が出来る。ARナビ画面ではARによるルート表示の他に、目的地の方向も矢印で表示。新機能の「屋内ナビゲーション機能」では、屋内でも現在地を特定し、屋内のどこにいても目的地までのルート表示を可能とした。