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北海道・阿寒湖で夜の森を散策する体験、デジタル演出でアイヌの物語を追体験、2021年スケジュールを発表

北海道・阿寒アドベンチャーツーリズム社は、阿寒摩周国立公園内の夜の森を舞台にしたマルチメディア・エンターテイメント体験「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)」の、2021年スケジュールを発表した。今年は6月22日から11月14日まで、毎夜開催する。

同アクティビティは、プロジェクションマッピングや光と音の舞台装置「シノグラフィー」などの最新鋭デジタル技術で、演出や仕掛けを施した体験型アクティビティ。参加者は夜の森を1.2キロ散策しながら、「自然との共生」の大切さを伝えるアイヌの物語を追体験する。阿寒湖の自然の魅力とアイヌ文化の世界観を、デジタルの力を加えて五感で体験できるようにしたのが特徴だ。アクティビティの概要や開始時間、料金など詳細は、公式サイトへ。

なお、アクティビティの舞台となる森は、国立公園の第1種特別地域指定のエリア。プログラムの制作と運営にあたっては、環境省や林野庁、周辺の森林を所有・管理する前田一歩園財団との連携のもと、自然環境に最大限配慮して行っている。阿寒アドベンチャーツーリズムでは、自然保護とアイヌ文化の保存に貢献し、自然環境や地域社会に還元する事業やSDGsに繋がるサステナブルな取り組みを、積極的に推進する方針だ。

阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA公式サイト