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ベネッセ、直島に2つの新ギャラリーを開業へ、安藤忠雄氏の半屋外建築と杉本博司氏のガラスの茶室

ベネッセホールディングは、香川県直島町のベネッセハウス開館30周年となる2022年、新たに2つのアート施設を開館する。一つ目はベネッセアートサイト直島の安藤忠雄氏設計9つ目の建築となる「ヴァレーギャラリー」、2つ目は2006年に開館したベネッセハウスパークの杉本博司氏の作品空間を拡大・整備した「杉本博司ギャラリー 時の回廊」だ。

「ヴァレーギャラリー」は、李禹煥美術館向かいの山間に位置。祠をイメージした安藤氏設計の半屋外建築と、その周辺の屋外空間を整備することで、自然の中に点在するベネッセハウスの各棟や美術館施設がつながり、海、豊かな山の植栽を楽しんでもらう。建物内外には草間彌生氏の「ナルシスの庭」なども展示する。

一方、「杉本博司ギャラリー 時の回廊」は、杉本氏の主要な写真シリーズや硝子の茶室「聞鳥庵」が新たに加わるほか、カフェ機能も備える。