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エイベックス、音声ARアプリで忍者ゆかりの観光地めぐるコンテンツ配信、独自ドラマを体験しながら地域知る

エイベックス・エンタテインメントは、音声ARアプリ「SARF(サーフ)」で、関西・中部2府6県の忍者ゆかりの地を音声ドラマでめぐる広域観光コンテンツの配信を開始した。このサービスは、文化庁が推進する「日本の美」を世界に向けて発信する「日本博」の一環として取り組んでいる『NINJA PROJECT』と連携したもの。

第一弾は、京都、熊野など5つの世界遺産と、忍者の二大聖地である滋賀県甲賀市と三重県伊賀市を含む関西・中部地区に着目。関西国際空港と中部国際空港と5つの世界遺産を結ぶ新しい観光ルート(赤ルート、黒ルート)を設計した。

利用者は、「SARF」アプリを起動した状態で、関西・中部地区の忍者ゆかりの地にある72個のスポットを周遊し、位置情報と連動した忍者を題材としたオリジナル音声ドラマを体験しながら、日本の歴史と自然、地域の特産物や景勝地について知ることができる。

同社は、「NINJA」をテーマとする新しいエンタテインメントの創造を目的に、2018年から世界唯一の忍者公認組織である日本忍者協議会と連携し、様々な「NINJA」コンテンツを開発してきた。

SARFは多言語に対応していることから、インバウンド旅行再会後は外国人観光客への訴求を強めていく考え。また、来年度以降、「NINJAルート」を全国に展開していく予定だ。

報道資料より