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国連世界観光機関、欧州30ヵ国以上の観光データの共有を始動、DMOにビッグデータ使用や活用法を提供

国連世界観光機関(UNWTO)と欧州旅行委員会(ETC)が共同で推進している「データ・ラボ・ネットワーク」に、欧州の30カ国以上が登録を済ませた。このネットワークは、データ管理と分析のノウハウやベストプラクティスを提供する独自のプラットフォーム。各国観光局や関連パートナーに参加する資格が与えられている。

利用者は、関連するデータソースやビッグデータの使用、マーケットインテリジェンス・システムの実装に関する知識を共有することもできる。

UNWTOとETC では、新型コロナからの持続可能な回復のためには、マーケットインテリジェンスが最も重要になり、リアルタイムデータへのアクセスを改善する必要があると指摘。依然として、欧州各国の観光局には、データアクセス、スキル、投資に課題があるとの認識を示している。

今後、UNWTO-ETCデータ・ラボでは、参加団体に対して、ウェビナーやネットワーキングセッションなども提供していく予定だ。