愛知・名古屋観光誘客協議会は2022年7～9月の期間中、県内の冷たいグルメや涼しい体験、肝を冷やすプログラムなどを紹介する、「あいち冷やし旅」キャンペーンを開催する。昨年に引き続く試み。県内の観光施設や飲食店などが、暑い愛知の夏を乗り切るのに適した、120を超えるコンテンツを提供し、誘客を図る。

県内30店舗がそれぞれ特産品を使って提供するかき氷の中から、好きな2品を選べるチケット（2000円）を販売するほか、春日井市の愛岐トンネル群で「森のビアホール」を開催したり、岡崎市で夕暮れ・夜間プログラムとして舟遊びのプランを企画したりする。クルーズ観光やイルカふれあい体験など、涼を感じられるプログラムも充実させる。名古屋市の新栄では、妖怪イベントも開催する。

期間中は運輸機関や旅行会社との連携も強化する。JR東海グループと連携し、主要旅行会社から往復新幹線に「あいち冷やし旅 選べる体験」をセットした旅行商品を販売。7月11日からは、楽天トラベルが、「冷たい、涼しいサービス」などを付けた宿泊プランを発売する。