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豪クイーンズランド州観光大臣が来日、教育旅行や留学の目的地として、州の支援・取り組みをアピール

2023年2月、オーストラリア・クイーンズランド州からスターリング・ヒンチリフ観光大臣(写真)が来日した。来日中は、今夏、同州に新たに就航する豪オーストラリア航空の羽田/ケアンズ線をアピールしたほか、学校や旅行会社など教育旅行の関係者を対象にイベントを開催。同州が、教育旅行をはじめとした学びの場として選ばれるための取り組みを積極的に展開している姿勢をアピールした。

同州政府の安達健駐日代表によると、クイーンズランド州は、日本からの旅行者や生徒・学生、ビジネスや研究目的の渡航者へのプロモーションを強化しているところ。現地では、世界から教育旅行や留学、研究目的で訪れる渡航者に対応する充実した教育プログラムのほか、産学連携や共同研究、イノベーション事業を推進している。

大臣は、州政府としてスタートアップ企業や人材育成の支援を行っていることにも触れ、「未来に向け、優秀な人材にクイーンズランド州の魅力を感じてもらおうとしている」と説明。そして、日本の水際対策が緩和され、海外旅行の回復が期待される中、日本から「2023年はさらに多くの生徒・学生を迎えることを楽しみにしている」と期待を示した。

また、2032年には、同州ブリスベンでオリンピック・パラリンピックの競技が行われる。大臣は「地元企業や教育機関、地域社会が一丸となって私たちの町や州のすばらしさをアピールできる素晴らしい機会と考えている」と語った。

同州政府の安達健駐日代表