
東急と東海旅客鉄道(JR東海)が運行するクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS」が2025年秋、新たに愛知県、岐阜県に運行エリアを拡大する。それにあわせ、これまでの神奈川県、静岡県に加えて、4県をまたぐ東海道の旅が企画された。
2025年11月7日~12月22日の期間中、3泊4日のツアーを6回実施する。運行ルートは、横浜/静岡/名古屋、岐阜/浜松/横浜で、富士山の景観、宿場町の町並みや茶畑、松並木などを車窓から楽しんでもらう。また、宿泊先には犬山城を背に木曽川を望む「灯屋 迎帆」、町を楽しむ分散型ホテル「NIPPONIA 美濃商家町」などを選択肢として用意する。食事は、地元食材をふんだんに使用した地域の本格フレンチやイタリアン、中華などが提供され、各地での伝統工芸体験も魅力だ。ツアー料金は2名1室利用の1名が82~89万円。
「THE ROYAL EXPRESS(伊豆急2100系)」は2017年7月から運行を開始した、8両編成・定員約50名の観光列車。水戸岡鋭治氏が車両デザインを手がけた。専用バスでの移動により、観光エリアを広域まで拡大している。