
中東・アブダビ首長国の観光振興を担うアブダビ文化観光局(Department of Culture and Tourism ‒ Abu Dhabi)が2025年7月1日、日本支局を開設した。日本市場へのプロモーション活動を本格展開する。
日本の旅行業関係者、メディア、一般消費者に対し、アブダビ観光の情報発信を強化する。旅行商品の造成支援やプロモーションイベントなども実施する。日本支局の運営は、アール・プロジェクト・インコーポレイテッドが受託し、同社代表取締役の福永浩貴氏が日本支局長として就任した。
アラブ首長国連邦の首都であるアブダビには、エティハド航空が成田、関空から直行便を就航している。近年、観光開発に力を入れており、現地では海外初進出となるルーヴル美術館、チームラボ・フェノメナ・アブダビなどが次々と開業。また、世界で7番目となるディズニー・テーマパーク&リゾートの建設計画が発表されているほか、シェイクザイードグランドモスクなどの観光名所も有名だ。
なお、日本支局の設立を機に現地アブダビとライブでつなぐウェビナーを8月7日に開催。観光最新情報を紹介するほか、日本支局の今後の取り組みなどを発表する。