ニセコリゾート観光協会は2025年夏、乗車無料の公共交通でニセコ町を周遊できる「ニセコ周遊バス」を運行する。ニセコ駅を出発し、道の駅、昆布温泉、アンヌプリ、モイワなど市街地とリゾートエリアをめぐるルート。ニセコはパウダースノーの聖地として冬季観光で知られるが、1年を通して観光客が訪れる通年型国際リゾートを目指す取り組みの一環だ。

運行期間は2025年8月9日～9月7日の土日祝日で、1日あたり3循環運行。試験運行のため、今回は無料で実施する。同観光協会は、タクシーや電動サイクル、電動トゥクトゥク、カーシェアなどとも組み合わせたニセコの域内交通も提案している。

なお、今夏は、北海道アクセスネットワークが新千歳空港や札幌駅とニセコ町・倶知安町のリゾートエリアを結ぶ直通リゾートバス「北海道リゾートライナー」を運行（予約制）。札幌駅からはJR北海道の函館本線、北海道中央バスが高速ニセコ号（予約不要）などとあわせてアクセスを向上させている。