楽天トラベルは、海外ホテル予約サービスを開始する。これまで国内旅行およびインバウンド旅行向けに国内の宿泊施設、日本人海外旅行者向けの海外ホテルの予約を展開してきたが、今回、新たに世界の旅行者を対象に世界40万軒を超える宿泊施設の予約サービスを始める。
楽天トラベル・シンガポールのディレクター、ジェームズ・パーク氏は「今回のサービス開始は、楽天トラベルにとって、日本中心の事業基盤からグローバルOTAへと成長していくうえで、重要な節目となる。すべての旅行者の旅行の計画、予約、滞在をスムーズで充実したものにしていく」と述べている。
新しいグローバルホテルプラットフォームでは、すべての税金、手数料を含む透明性のある価格設定を提供し、税金と手数料を含む包括料金を事前に提示。英語、簡体字・繁体字中国語(香港・台湾)、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語の8言語に対応する。
将来的には、他の楽天サービスと連携することで、シームレスな体験とロイヤルティ特典を提供し、旅行の価値をさらに高めていく方針だ。