訪日観光客向けサービスを手がけるインバウンドホールディングス社は、2025年12月1日、積水ハウスが設計・施工したアパートメント型民泊施設「SOULEIADO新大阪」を大阪府淀川区に開業した。

地上4階の12室。全客室にキッチン、リビング、調理器具、洗濯機を備え、“暮らすように旅する”をコンセプトに展開する。大阪メトロ御堂筋線の東三国駅から徒歩7分に位置し、新大阪へは1駅の好立地で、大阪を拠点に京都、神戸、奈良への旅行需要、ワーケーション、長期滞在を見込む。

積水ハウスによる建築設計に加え、良品計画が民泊をはじめとした宿泊施設向けに提供する、必要なアイテムをワンストップでそろえた「MUJI room essentials」を全室に導入した。モデルルームのような設えで、宿泊料金は1室1泊1万6000円～2万5000円。Airbnb、Booking.comを通じて販売する。施設のオーナーは、日本プロパティシステムズ。

今後は海外予約サイトでの広告運用強化など、国内外の旅行者に向けた積極的なプロモーションを展開し、冬休み期間中の稼働率100％を目指す。また、積水ハウスとの連携を継続し、同様の民泊ブランドの全国展開を図る。

「SOULEIADO新大阪」室内の様子