東京都公園協会は、2026年1月10日から3月1日までの土日、「神田川・環状七号線地下調節池インフラツアー」を実施する。東京都建設局、旅行会社と連携し、環状七号線の地下約40メートルにある巨大トンネルの見学会を、さまざまなツアーやイベントを組み合わせて開催する。
環状七号線の地下にある巨大トンネルは調節池として川の氾濫による浸水被害を防ぐため、増水した水を一時的に貯留する施設として水害から都民の命と暮らしを守っている。近年、豪雨被害が各地で発生していることから、施設の目的や効果を多くの人に知ってもらおうと企画した。
見学会では、模型や操作室で調節池の役割や仕組みを学んだ後、普段は立ち入ることのできない地下約40メートルの巨大なトンネルを見学する。ツアーには、環七地下調節池と首都圏外郭放水路の2大インフラを1日で回るバスツアーをはじめ、日本最大級のモスク「東京ジャーミイ」をめぐるツアーや、子どもとの参加限定として地下トンネル内で「やまびこ体験」ができるツアーなど、多彩なラインナップを用意した。