PATARA / Shutterstock.com
りそな銀行とJALは、大阪・関西地域の経済活性化と社会課題の解決を目的とした包括連携協定を締結した。両社が持つ強みとネットワークを融合し、広域周遊による分散型観光の促進や、地域・産業を支える人財育成、大阪・関西発の技術・企業の成長支援に取り組む。
背景には、大阪・関西万博を機に観光やビジネス需要が拡大する一方で、投資や経済活動が特定エリアに集中しているという課題がある。両社は、万博で生まれた人流や技術革新を一過性のものにせず、各地の隠れた魅力や優れた技術を発信することで、関西全体の持続的な発展を目指す考えだ。
具体的な取り組みの第一弾として「東大阪市との連携ツアー」を実施する。名称は「よりみち大阪 東大阪市編」とし、食・自然・スポーツなどの魅力を体験できる内容。テーマ性を重視した高付加価値なツアーを通じ、観光の枠を超えた「学び」や「共創」を生む新しい移動体験を提供する。
今後は、スタートアップを含む地域企業や大学、研究機関と連携し、産業ツーリズムや空港を活用した実証実験を含むビジネスプログラムの創出にも着手する。教育分野でも、両社が保有する教育コンテンツを活用し、次世代人財や地域事業者に国際的な視野とビジネス感覚を養う実践的な機会を提供していく方針だ。