トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

KNT-CT、事業再編を加速 個人旅行はクラブツーリズムへ集約、KNTは事業部制に移行、4月1日付けで

KNT-CTホールディングスは、同社と主要グループ会社(クラブツーリズム、近畿日本ツーリスト、株式会社近畿日本ツーリストブループラネット)における2026年4月1日付の組織改編を発表した。グループ全体の事業の専門性強化と効率化を狙った再編だ。

2026年2月、同社では2027年4月を目途に、クラブツーリズム、近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネットを統合し、一社化する基本方針を発表している。統合の方式はまだ発表されていない。

クラブツーリズムへ個人旅行・仕入部門を集約 

今回の改編では、KNT-CTグループ全体の個人旅行事業および仕入部門をクラブツーリズムへ集約する。一体運営の進化と顧客創造事業の拡大が目的だ。具体的には、個人旅行販売および提携販売事業をおこなう部門として、直営店舗を配する「リテール事業部」を新設する。また、個人型企画旅行に関する戦略策定や販促を担う「国内パーソナル旅行部」および「海外パーソナル旅行センター」を新設する。

さらに、従来の「クラブ1000事業部」と「営業企画部」を廃止、新たに「クラブ・コミュニティ事業部」を立ち上げるなど、個人旅行領域のマーケティング体制を大幅に刷新する。

近畿日本ツーリストはエリア制から事業部制へ

近畿日本ツーリストでは、従来の「統括本部および支社」といったエリアを軸とした営業体制を改編する。法人向け事業を専門的に展開する部門としては、これまでの法人MICE事業部と公務・地域共創事業部を統合し、「コーポレート・ビジネス事業部」を新設。全国各地で地域に根ざした営業活動を通じ、地域活性化を推進する「リージョナル・ビジネス事業部」を新たに設ける。

加えて、教育旅行・教育周辺事業の強化を目的として、既存の教育旅行事業部を「エデュケーショナル・ビジネス事業部」に改称する。

バックオフィス部門としては、「営業企画部」「国内旅行部」「海外旅行部」が新設される。

近畿日本ツーリストブループラネットでは、クラブツーリズムへの機能移管に伴い、「国内BP・DP企画センター」や「ウエブ販売センター」「会員・マーケティング部」「保険部」などの部署が廃止される。