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ユナイテッド航空CEO、アメリカン航空との合併提案で交渉決裂、成長投資型の統合構想が白紙に

ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOは、2026年4月27日、アメリカン航空に対し合併を提案していたことを明らかにする声明を発表した。この提案は、両社の規模を統合することで顧客体験を革新し、国際競争力を持つ世界最高の米国航空会社を創設することを目的としていた。

声明によると、カービーCEOの構想は、過去の経営不振に陥った航空会社同士によるコスト削減や人員削減を目的とした合併とは異なり、成長と投資を主軸としたもの。具体的には、国際ネットワークの拡大、機内Wi-Fiや大型手荷物棚などの設備投資の強化、数万規模の新規雇用創出、米国の航空機製造業の活性化などが含まれていた。

カービーCEO、成長に焦点を当てたこの統合案であれば規制当局の承認も得られるとの見解を持っていたが、アメリカン航空側が交渉を拒否し、公に議論を打ち切る姿勢を示したため、合併案は白紙となったとしている。ユナイテッド航空は今後、独自の戦略と革新的な文化に基づき、引き続き世界一の航空会社を目指す。