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民泊エアビー、旅の全行程を支援する新機能を発表、レンタカーから食料品配達、荷物預かりまで予約可能に、ホテル予約も拡充

Airbnb(エアビーアンドビー)は2026年5月21日、夏の旅行シーズンに向けた大規模なアップデートを発表した。宿泊予約だけでなく、レンタカーや空港送迎などの移動、食料品の配達、荷物預かりといった周辺サービスの予約を可能にする。2025年に開始した「Airbnb体験」と「Airbnbサービス」をさらに拡充するとともに、アプリ内でのAI活用を強化し、旅の全行程をワンストップで支える体制を整えた。

今回の発表の目玉の一つとしているのが、今夏北米で開催される「FIFAワールドカップ 2026」に連動した限定コンテンツ。ロサンゼルスでレジェンド選手とともに試合を観戦したり、名監督との練習に参加できる独自の体験を提供する。

また、周辺サービスとの連携も強化。食料品配達のInstacartと提携し、米国25都市以上で宿泊先への食材配送を可能にしたほか、Bounce社を通じて世界175都市での荷物預かりの予約にも対応。予約者には旅行クーポンを付与するなど、宿泊に付随する多様なニーズの取り込みを図る。

宿泊の選択肢も広げる。2026年夏からニューヨーク、パリ、ロンドン、シンガポールなど世界20の主要都市において、厳選されたデザイナーズホテルや独立系ホテルを予約対象に加える。最低価格を保証する「プライスマッチ保証」などの特典を用意し、民泊とホテルのハイブリッドなプラットフォームとしての展開を加速させる。

テクノロジー面では、独自AIによる「レビュー要約」機能を導入。膨大なクチコミを分析し、ロケーションや設備といった重要項目をハイライト表示する。さらに、グループで共有・相談可能な旅程表の提供に加え、2026年中には音声対応も予定している「AIカスタマーサポート」を強化。タビマエからタビナカまで、シームレスにサポートする方針だ。