サンリオエンターテイメントは、大分県日出町の屋外型テーマパーク「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」で推進する「エンタメリゾート構想」で、新規開発エリアの対象となる土地約30.85ヘクタールを取得したと発表した。
写真:ハーモニーランド内に設置する「未来共創室(仮称)」イメージ
今回の土地取得により、従来のパーク部分(約8ヘクタール)の約3.8倍にあたる広大な開発余地を確保したことになり、エンタメリゾート構想は段階的な実装フェーズへと移行する。今後は既存エリアと新規開発エリアを連携した滞在型リゾートの整備を進める準備に入り、宿泊機能についても、各種調査を経て建設エリアを決定する方針だ。
今回の進捗発表では、リゾート化に向けた“土台づくり”として複数の具体策も提示された。既存エリアの改修第一弾として、シンボルである「キティキャッスル」のリニューアルを計画。ゲストがこれまで以上にキャラクターの世界観に没入できる体験を創出する。また、2026年冬季には来場者からアイデアを募る共創プラットフォーム「未来共創室(仮称)」を始動させる。
地域連携では「県産県消」をテーマに、コンテナ型店舗を活用した飲食・交流エリア「BADTZ Cube Terrace(バツキューブテラス・仮称)」を新設。地元食材や地域事業者とのコラボレーションを通じて大分の魅力を発信し、パーク内の回遊性や滞留性の向上につなげていく。
さらに、大分県や周辺自治体と連携した交通課題への対応や、広大な園内の移動支援として「Honda UNI-ONE」など新モビリティの活用も検討。年齢や身体状況を問わずに楽しむことができる環境整備にも取り組み、地域・観光・エンターテイメントが一体となった長期的なリゾート形成を目指す考えを示している。