1909年に竣工・開業した「奈良ホテル本館」が、文化審議会の答申(2026年10月16日)を受け、国の重要文化財(建造物)として指定されることになった。同ホテルは、古都奈良の歴史的な佇まいと調和する和洋折衷の意匠を備え、開業から1世紀以上を経た今でも現役のホテルとして営業を続けている。
重要文化財指定に向けた文化審議会の答申においては、明治後期に建設された本格的なホテル建築としての価値、古都奈良の景観と響き合う意匠的・歴史的価値が評価された。
春日山から延びる飛鳥山に建つ奈良ホテルは、南に名勝旧大乗院庭園、東に奈良公園を望む。2026年9月には西館がリニューアルオープンした。