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小田急トラベル、顧客のメールアドレス約6.3万件が流出、委託先への不正アクセスで、ロマンスカー利用者などに影響

小田急トラベルは2026年11月2日、メール配信サービスを提供するアララ社への不正アクセスにより、旅行予約サイト「小田急トラベル(小田急旅の予約サイト)」の会員のメールアドレス6万3006件が外部に流出したと発表した。メールアドレス以外の個人情報は流出対象に含まれていないという。

今回の情報流出は、同社が外部のマーケティングツールを通じて利用していたアララ社のメール配信サービスで発生したもの。11月2日にアララ社から報告を受けた。

対象となるのは、2026年10月8日から29日までに、小田急トラベルまたは小田急旅のサポートセンターから特定のメールを受信した顧客。「箱根フリーパスのご利用方法について」「特急ロマンスカーについて」「ロマンスカーのご案内」「チェックインのご案内」などのほか、鉄道ツアーや宿泊施設のキャンペーン情報、利用後の案内メールなどが該当する。

一方、「予約完了のご案内」「予約取消完了のお知らせ」「ご利用前日のお知らせ」については、別のメール配信サービスを利用しているため、今回の流出対象には含まれない。また、同社の予約サイトと接続する他のシステムから個人情報が漏えいしたとの報告も受けていないという。

小田急トラベルは現在、アララ社のサービスを利用したメール配信を停止。対象となるメールアドレスの詳細を確認しており、顧客を特定でき次第、個別に連絡する方針だ。なお、予約完了通知など、別のシステムを利用するメール配信は継続している。

同社は顧客に対し、クレジットカード会社を装ったメールや身に覚えのない利用案内など、不審なメールへの注意を呼びかけている。メールに記載されたURLへのアクセスや添付ファイルの開封、ID・パスワード、クレジットカード情報などの入力を避けるよう求めている。