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大阪産業大学:経済学科・松本ゼミ、KDDI取材でデータ分析を活用したオーバーツーリズム対策を提案

大阪産業大学・経済学科松本ゼミ3回生の河合日向さん、玉川妃柚さん、丸谷駿介さん(いずれも上級キャリアコース)が、KDDI株式会社データマネジメント部より取材を受けました。

松本ゼミでは「定量的な根拠に基づく議論」をコンセプトに、データ分析を共通テーマとした研究活動を展開しています。今回は全国の自治体で課題となっているオーバーツーリズム(観光公害)に着目し、京都を事例に研究をおこないました。

学生たちは、KDDIの位置情報ビッグデータ分析サービス「KDDI Location Analyzer(KLA)」を活用し、JR東海の旅行キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」の広告放映前後における観光客の流れを比較。人流の変化からオーバーツーリズムの状況を分析しました。

さらに、その結果を踏まえて観光客の分散化や地域住民の生活環境への配慮といった具体策を提案。取材では今後の展望についても意見を述べ、KDDI担当者から評価の声が寄せられました。

松本ゼミの学生は「今回の分析データが観光協会など関係機関で活用され、オーバーツーリズム対策に役立てば嬉しい。今後も研究を続け、より効果的な提案をしていきたい」と意欲を語っています。

大阪産業大学では、今後も学生の主体的な学びを支援し、社会貢献につながる活動を推進していきます。

なお、今回の取材内容はKDDI Location Analyzerの公式サイト(外部リンク)でも紹介されています。
https://k-locationanalyzer.com/case/osaka-sangyo