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海外旅行取扱額、3カ月連続マイナス-11月は2.5%減、主要58社

観光庁が取りまとめた主要旅行業者(58社)の旅行取扱状況速報によると、2012年11月の海外旅行の取扱額は前年比2.5%減の1829億8129万円となり、3カ月連続で前年を下回った。取扱人数は10.5%減の32万6042人。一部の旅行会社によると、中国、韓国方面が引き続き低調だという。旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は3.0%減の552億4566万円となった。

海外旅行の取扱額が大きい旅行会社は、エイチ・アイ・エス(246億3085万、1.0%増)、阪急交通社(195億8487万円、5.9%減)、JTBワールドバケーションズ(181億6665万円、2.5%増)。また、取扱額を大きく伸ばしたのは、JR東海ツアーズ(1億1920万円、51.8%増)i.JTB(13億3102万円、26.7%増)、JTB北海道(13億5582万円、22.9%増)となった。

なお、国内旅行は2.7%増の3614億6633万円となり、3カ月ぶりに増加した。外国人旅行は13.0%増の62億9645万円で、2010年比では11.1%減となっている。