トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

富士山、6月にも世界文化遺産へ、イコモスが勧告

文化庁は2013年5月1日、現在、世界文化遺産の推薦書を提出中の「富士山」、「武家の古都・鎌倉」について、ユネスコ世界遺産センターから通知されたICOMOS(国際記念物遺跡会議)による勧告を発表した。

これによると、「富士山」は三保松原を除き、「記載」が適当、「武家の古都・鎌倉」は「不記載」が適当と勧告されたという。「記載」とは、世界遺産一覧表に記載するもので、「不記載」は記載にふさわしくないものとし、今後行なわれる世界遺産委員会で不記載決議となった場合、例外を除き、再推薦ができなくなる。

なお、世界遺産の最終決定については、2013年6月16日~27日まで、プノンペンで開催される第37回世界遺産委員会で行なわれる。諮問機関、および世界遺産委員会による決議の4区分は以下の通り。

【諮問機関による評価結果の4つの区分】