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JALとANA、年末年始の実績は国内・国際とも好調、前年実績上回る

日本航空(JL)と全日空(NH)は、2013年度年末年始(2013年12月20日〜2014年1月5日)の利用実績を発表した。それによると、JAL、ANAともに、年末年始休暇の日並びがよかったことから、内際線双方で前年を上回る旅客数を記録し、利用率も前年実績を上回る結果となった。


▼JAL、国際線旅客数は42万6480人、利用率82.9%で増加

まず、JALの国際線では、提供座席数229万2005席に対し、旅客数は前年比3.2%増の42万6480人。利用率も前年の82.4%を上回る82.9%となった。米州路線を中心とした中長距離路線が好調。特に、新座席を導入したロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、バンクーバー線で需要を伸ばした。また、短距離線ではグアムが好調。中国線の需要も回復傾向を示した一方、韓国線は前年実績を下回り、低迷が続く結果となった。

JALの各方面の実績は以下のとおり。

国内線では、提供座席数193万203席に対し、旅客数は同11.4%増の138万9913人となり、利用率も前年実績の67.1%を上回る72.0%となった。
各方面別の実績は以下のとおり。

▼ANA、国際線旅客数は33万3739人、利用率は79,2%で増加

一方、ANAの国際線は、提供座席数42万1601席に対して、旅客数は同5.2%増の33万3739人で、利用率も前年実績を2.7ポイント上回る79.2%となった。日本発プレジャー需要が好調だったと同時に、海外発需要も堅調に推移。方面別では北米・アジアの需要が伸びたほか、中国線も前年実績を超える結果となった。
ANAの各方面の実績は以下のとおり。


国内線は、提供座席数331万9655席に対し、旅客数は同9.1%増の229万4711人。利用率も前年を3.4ポイント上回る69.1%と好調な結果となった。各方面の実績は以下のとおり。