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関空、2013年の国際線旅客数は日本人が5%減、外国人は29%増

関西国際空港の2013年(1月〜12月)の国際線旅客数は前年比5%増の1180万9759人となり、2年ぶりに前年を上回る結果となった。内訳は、日本人旅客数が同5%減の687万2930人、外国人旅客数が同29%増の463万8311人。国際線旅客便の発着回数については、12月が同7%増の6260回、暦年が同2%増の7万450回となり2年連続で前年増、開港以来最高を記録した。

関空の2013年12月の国際線旅客数は、前年比10%増の99万128人で、4か月連続で前年を上回った。日本人旅客数が同1%増の57万110人と微増にとどまった一方、外国人旅客数は同29%増の39万5930人と引き続き好調に推移した。

また、国内線旅客数は同15%増の49万7289人と引き続き前年を上回った。これにより、暦年では同23%増の599万6510人となり、2年連続で前年を上回る結果となった。国内線旅客便の発着回数は、LCCの新規路線就航や増便などにより、12月で同2%増の3765回、暦年では同20%増の4万3670回となった。

なお、伊丹空港の12月の旅客数は同8%増の118万6628人。暦年では同5%増の1382万3711人となり、2年連続で前年を上回った。12月のその他を含めた発着回数は、プロペラ機枠の一部が低騒音ジェット機枠に転換されたことにより、同9%増の1万1941回。暦年でも同7%増の13万6126回に達した。