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羽田空港、初のトランジットホテル「ロイヤルパーク」、総支配人が決定

羽田空港の国際線旅客ターミナルの拡張に伴い、現在建設中の日本初のトランジットホテルの総支配人に、戸張浩幸氏が就任した。トランジットホテルとは、航空機の乗り継ぎ時などに、搭乗ゲート付近など空港内で保安検査後の旅客だけが立ち入りできる保安エリア内にある客室等を利用できるホテルで、シンガポール・チャンギ空港、韓国・仁川空港など各国の主要空港に設けられている。

このホテル事業は、東京国際空港ターミナル株式会社が建物を建築、日本空港ビルが賃借・経営、ロイヤルパークホテルズが運営を受託、三菱地所が施設計画等全体をサポートする。ホテルはロイヤルパークホテルズの新機軸ブランド「THE シリーズ」の新規第 4 弾「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」として、2014 年 9 月末開業を予定している。

2013年5月に着工したホテル棟は国際線ターミナルビルに隣接し、ホテルは国際線ターミナルビル 3 階出発ロビーに直結、ホテル側の 4 階にはロビー、フロント、レストランを集約、全 315 室の客室は建物 2 階から 8 階に配される。保安エリアに 17 室の客室、リフレッシュルームなどを有する。

開業準備室長(総支配人)に就任した戸張浩幸(とばり ひろゆき)氏は、1960年東京生まれ。ホテルセンチュリーハイアット、ヒルトンインターナショナルを経て、1987年ホテル西洋 銀座開業準備室入社。2012年2月同ホテル総支配人に就任。2013年8月ロイヤルパークホテルズ入社、2014年1月羽田開業準備室長(総支配人)就任。ホテルコンセプトである「夢みる箱」の具現化に向け、世界を旅する人々の記憶に残るホテルとして、随所に遊び心と楽しさを兼ね備えた、お洒落で大人がワクワクするホテルづくりを進めたいとしている。