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JTB、バリ島初のシャトルバス事業、子会社設立しグローバルインバウンド狙う

ジェイティービーは2014年4月1日、インドネシアのバリ島でシャトルバス事業を開始する。専門旅行会社PT.KURA KURA Indonesia(KURA KURA)を設立し、年間300万人超の海外からの旅行者を主要市場とし、主要ホテルと観光エリアを運行。バリ島内でシャトルバス事業を展開するのは、JTBが初めてのこと。

シャトルバスの運行ルートは以下。

・クタレギャン地区の巡回運行(DFSギャラリア・バリバスターミナルを発着点に、双方向で運行)

・ヌサドゥアとジンバラン、サヌールの3地区とDFS間
・ウブドとDFS間


 

料金は1回乗車券と乗り放題パス、プリペイドカードの3タイプを用意し、チケットは各国の旅行会社やバリ島のランドオペレーター、ホテルを通じて販売。また、KURA KURAのウェブサイトを6か国語展開とし、サイト上での販売も行なう。料金は1回乗車券の場合、1万~7万インドネシアルピア。

JTBではアジアNo.1の旅行会社となることを目指しており、KURA KURAではアジアでのグローバルインバウンド事業(世界発・アジア着)を推進するDMCとして、着地型グローバル事業モデルの構築を目指す。新会社の概要は以下の通り。

【新会社概要】

 —JTB PTE LTD.:JTB グループのアジア・パシフィック地区統括会社(本社:シンガポール)

—PT. Inti Dufree Promosindo:DFS バリのオーナー会社(本社:インドネシア、ジャカルタ)
—万亀子イスカンダール氏:PT. JTB INDONESIA の株主(10%)で、KURA KURAがシャトルバス運行業務の委託をするタウォンマスのオーナー