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外務省、台湾に注意喚起、学生らによる抗議活動の悪化で

外務省は2014年4月1日、台湾について、両岸サービス貿易取り決めをめぐる抗議活動に係る注意喚起を発出した。台湾では、3月中旬以降、台湾と中国との間で署名された両岸サービス貿易取決めをめぐって学生などを中心とした抗議活動が続いており、3月30日には立法院を選挙する学生らの呼びかけで台北市中心部の総統府周辺で大規模な集会が開かれ、10万人を超える参加者による抗議活動が行われた。

学生らは議場占拠を続けると表明していることから、外務省では、台湾に渡航・滞在する日本人に対し、最新情報の入手に努め、各種事態に巻き込まれないように安全確保に注意するように求めている。また、万が一、身の危険を感じるような事態に遭遇した場合は、警察に通報するとともに、交流協会まで連絡するように進めている。連絡先は以下のとおり。