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旅行費用が最大半額になる「ふるさと旅行券」、楽天トラベルがクーポン発行へ、北海道や佐渡汽船など

旅行予約サイト「楽天トラベル」は2015年4月20日、政府が設置した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用する地方創生キャンペーン「ふるさと割トラベルクーポン2015」特集を開始した。各自治体が交付金を用いて発行する「ふるさと旅行券」を楽天グループとして発行するクーポンサービス「RaCoupon(ラ・クーポン)」として提供し、対象となる地域の宿泊施設や航空券と宿泊を組み合わせたパッケージ商品から割引き、各地域への旅行を喚起していくもの。

4月20日の時点では、北海道網走市・石川県・岐阜県・徳島県の4自治体を対象とした割引クーポンを発行。加えて佐渡汽船(新潟県・佐渡市)の乗船運賃を割引する。また、今後の対象地域拡充予定も発表されており、4月27日からは大分県および大分県・別府市、熊本県、5月29日からは岡山県、さらに6月1日からは福島県での利用を対象にした割引クーポンを発行していく予定としている。

4月20日から発行されるクーポンの金額や発行枚数は以下のとおり。

 

1. 対象自治体:北海道網走市

2. 対象自治体:石川県

3. 対象自治体:岐阜県

4. 対象自治体: 徳島県

5. 対象自治体: 新潟県・佐渡市(佐渡汽船)

※乗用車航送運賃(往復)。乗用車航送運賃:対象航路 一律1万4800円、運転者・同乗者運賃:一人当たり、通常運賃から往復2000円引き。

楽天トラベルでは、2010年に社内組織「地域振興グループ」を発足して全国の自治体と連携を進めてきたが、今回新たに「地方創生プロモーショングループ」を開設。地方自治体と連携して政府が促進する地方創生策を加速していく計画としている。

こうしたクーポンは、リクルートの「じゃらんnet」でも発行が発表されている。全国各地で観光に利用される「地域住民生活等緊急支援のための交付金」での動きが活発化しそうだ。

楽天トラベルのクーポン詳細は以下特設ページまで。