トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

アジア4か国の生声アンケート、「もう一度、関西旅行したい」韓国人旅行者93%、台湾84%、中国73% - 経産省

経産省・近畿経済産業局は2015年4月、「関西を訪れた外国人旅行者等に対する生声アンケート調査」と題するレポートを発表した。訪日外国人数の66.5%を占めるアジア主要4か国(韓国、台湾、中国、香港)からの旅行経験者を対象に行ったもの。

4か国のうち、関西の知名度がもっとも高いのは台湾(89.2%)。次いで香港(79.4%)韓国(75.3%)、中国(56.8%)の順。また、関西へ訪問が複数回に及んでいるのは、韓国(54.1%)がトップで、続いて香港(47.1%)、台湾(36.0%)、中国(26.9%)。中国における関西の認知度や訪問機会について、のしびろが大きい状況が浮き彫りとなった。

今後の旅行意向として「もう一度、関西を旅行したい」との回答が最も多かったのは韓国(93%)。次いで香港(86%)、台湾(84%)、中国(73%)となり、各国とも7割以上が再訪問意向を示した。

また、今回の調査では、各国における今後の訪問志向内容をより具体的に把握するために、結果を「アクティブ志向」「自然景観志向」「歴史・文化志向」「人的交流志向」の4パターンにマッピングして分析。各国の主な特徴は以下のとおりとなった。

このアンケート調査は、国土交通省や日本政府観光局の各種資料、調査を実施したに知慮ビジネスサポート社による知見をもとに設計されたもの。実施期間は2014年9月中旬および11月中旬の6日間。関西国際空港ロビーでの対面聞き取り方式で実施。回答者は4か国合計で421名。