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国慶節の大型連休で京都市内の中国人宿泊者数が7割増に、消費額は6割増

京都文化交流コンベンショビューローは、2015年の中国・国慶節休暇(2015年10月1~7日)中に京都を訪れた中国人旅行者の宿泊者数と消費額をとりまとめた。

宿泊者数では、京都市内のホテルのうち73%が昨年の国慶節期間よりも中国人旅行者が増加したと回答。2倍以上となった施設も12%となったほか、2015年の春節(2015年2月18~24日)期間よりも増加したホテルが5割を占めた。内訳は以下のとおり。


中国人宿泊者数の増減(前年比)

消費額では、京都市内の免税店のうち60%で昨年よりも中国人観光客による売り上げが増加。2~2.9倍となった店舗は12%で、3倍以上となった店舗も4%となった。さらに、37%の店舗で春節時期よりも売り上げが増えたとしている。また、決済手段では「銀聯カード」の利用が56%を占めたという。


中国人による免税店売上げ増減(前年比)

なお、Wi-Fiのアクセスデータ分析の結果、京都の繁華街「四条河原町」では今年9月と比べて609%のアクセス数を記録。「嵐山」は556%、「京都駅」は468%、「祇園」は445%といずれも大幅増が確認されたという。

今回の調査は、京都市内の主要26ホテル(7701室)と免税店の紹介冊子「Kyoto Tax-free Shopping Book」に掲載された366店を対象にしたもの。Wi-Fiアクセスデータは「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」にアクセスした中国人観光客によるもの。