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航空11社の遅延率ランキング、ワーストはLCCピーチの21.64%、全体平均は微減の9.38% -2015年7~9月

国土交通省はこのほど、2015年7~9月の特定本邦航空事業者・航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、本邦11社の平均遅延率(出発予定時刻よりも15分を超えて出発した便が対象)は9.38%で、前年同期実績の10.50%より1.12ポイント減となった。

最も遅延が多かった航空会社はピーチ・アビエーション(APJ)の21.64%。そのうち17.86%が機材繰りによる遅延だった。次いでジェットスター・ジャパン(JJP)の19.35%で、そのうち機材繰りによる遅延が7.37%。

このほか遅延が多かった順に、バニラ・エア(VNL:17.34%)、日本トランスオーシャン航空(JTA:14.86%)、スカイマーク(SKY:11.08%)となっている。

2015年7月~9月の各航空会社の遅延率は以下のとおり。

国土交通省:報道資料より

国土交通省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は、「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に4半期ごとに発表しているもの。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。

情報公開対象となっている特定本邦事業者は以下のとおり。