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富士急行がラッピング列車「マッターホルン号」運行へ、スイスMGB社との姉妹鉄道25周年記念で

富士急行は2016年9月15日(予定)から、スイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)車両を再現したラッピングトレイン「6000系マッターホルン号」を運行開始する。両社の姉妹鉄道提携締結25周年を記念するイベントで、普通列車を中心に運転。記念ロゴは富士山ビュー特急や富士登山電車を手がけた水戸岡鋭治氏がデザインした。

また、キャンペーンとして記念商品も販売する。そのひとつはスイスの観光列車「氷河急行」車内で販売される名物土産品「傾いたワイングラス」をモデルにしたグラス。これは急こう配が続く区間でもワインがこぼれることがないようにデザインされたものだという。富士ビュー特急やフジサン特急、富士登山電車車内のほか富士山駅で発売する。

ほかにも富士山駅限定で「マッターホルン・ゴッタルド鉄道姉妹鉄道25周年記念入場券セット」を500部限定で販売。記念ワイングラスと記念入場券セットの販売は9月18日からおこなう予定だ。

以下は左から、傾斜付きワイングラス、記念入場券セット、記念ロゴのイメージ。


富士急行とマッターホルン・ゴッタルド鉄道の前身が姉妹鉄道提携を結んだのは、富士急行が創立65周年を迎えた1991年のこと。「真心」「信頼」「安全」「実行」を社訓にする点や国際観光地を走る山岳鉄道である点が共通していることでパートナーシップを締結。その後人材交流やノウハウ交換などをおこなってきた。