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日本の城に宿泊する体験を1泊500万円で、インバウンド向けに原寸大の「安土城」を再現したホテル開業へ

時代劇テーマパークの伊勢・安土桃山文化村は、訪日外国人をターゲットにした大規模リニューアルを実施する。訪日外国人のコト消費志向を踏まえ、3Dホログラムなどの最新テクノロジーを取り入れながら、日本らしいエンターテイメントを強化。2017年4月29日から2018年6月にかけ、3期に分けて実施する。

ハイライトは第3期として2018年6月に予定する、日本初の城に泊まれる宿泊施設。テーマパーク内に再現した原寸大の安土城に、宿泊施設「THE DREAM CASTLE HOTEL」をオープンする。宿泊料金は1泊約500万円の予定。周辺には簡易宿所を設置する予定だ。

このほか第1期では温泉大浴場や忍者アカデミーの新設、コスプレ体験の提供を予定。2017年10月に予定する第2期では、和の美食街やファッション街を揃えるショッピングモール、数万人規模のコスプレイベントなどが計画されている。

なお、安土城は滋賀県近江八幡市安土町、琵琶湖湖畔の安土山にあったが、同テーマパークは三重県伊勢市にある。