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コンテナ建築会社がホテル開発を本格化、栃木県に移設・再利用型のビジネスホテル開業へ

コンテナ建設や不動産管理事業などを行なうデベロップ社は2017年10月28日、栃木県佐野市にロードサイド型のビジネスホテル「HOTEL R9 SANOFUJIOKA(ホテルアールナインサノフジオカ)」をオープンする。

建築用コンテナモジュールによるホテルで、同社ではこれまでも出資するTube社が運営する中部国際空港内カプセルホテルの開発や、2017年8月に千葉に開業した「Casual Resort COFF Ichinomiya(カジュアルリゾートコフイチノミヤ)」など、自社の新たな柱の一つとすべく、ホテル開発に取り組んできた。

今回、開業するホテルアールナインサノフジオカは、宮城県石巻市で震災復興の従事者用の宿泊施設として利用されていたコンテナホテル「ホテルサンプラザアネックス」を移設してリニューアルするもの。コンテナホテルの移設オープンは国内初の事例だという。

同社ではコンテナによるホテル開発事業を、コンテナ建築の特徴である短工期、建築後の移設・再利用による環境負荷の最小化と産業廃棄物の抑止といった利点を生かし、需要や社会状況の変化に柔軟に対応できるホテル開発ソリューションとして進化させていく方針だ。新規ホテルの概要は以下の通り。

▼HOTEL R9 SANOFUJIOKA 概要