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郵便局が「荷物一時預かり」を開始へ、アプリ事前決済で1日1個300円から、シェアリングエコノミー新興企業と協業で

日本郵便は2018年2月21日から、郵便局を起点とする荷物一時預かりサービスを開始する。ecbo社が展開中の荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」と連携をおこなうもの。試験運用として、2018年9月末(予定)まで東京都と神奈川県内の31局で実施する。

ecbo cloakは、首都圏を中心に、各種店舗の空きスペースを活用して荷物一時預かりをおこなうシェアリングサービス。これまで、居酒屋や美容室、ゲストハウス、カフェ、 神社などでの荷物預かりサービスを実施している。

今回の取り組みでは、利用者が「ecbo cloak」から事前予約と決済をおこない、郵便局に荷物を持ち込む流れ。料金は、最大辺の長さが45cm未満の「バッグサイズ」が1日1個300円、最大辺の長さが45cm以上の「スーツケースサイズ」で600円。

今回の協業は、日本郵便が開催したオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」に採択されたecboとの共創案件として推進するもの。

まずは2月21日に東京の東京中央郵便局(銀座郵便局JPタワー内分室)、新宿郵便局、渋谷郵便局、神奈川県の横浜中央郵便局、鎌倉郵便局で開始。その後3月1日より、東京中央区、新宿区、渋谷区の拠点を拡大。神奈川県では鎌倉の10局以上で運用、そのほか箱根町や愛川町でも実施する予定だ。

ecbo cloak(エクボクローク)