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JR東日本、ホテル事業拡大で路線エリア外に展開、新規開業を札幌・鎌倉・新木場などで

ホテルメトロポリタン鎌倉(仮称)外観イメージ

JR東日本グループは事業領域の拡大を目指し、ホテル事業でJR東日本のエリア外への展開や、観光需要を主ターゲットとする街ナカ(市中)への展開も開始する。

2019年2月には、札幌に初のエリア外の施設となる「ホテルメッツ札幌(仮称)」の開業を予定。札幌駅北口から徒歩2分の立地で、ホテルメッツとして初めて、洗い場付きの浴室を全室に導入する。総客室は206室で、シンググルが135室、ツインが71室の予定だ。

また、レジャー向けに東京ベイエリア拠点となる新木場と、古都・鎌倉にも出店。

新木場には2019年秋、「ホテルメッツ新木場(仮称)」を開業予定。新木場駅南口から徒歩約1分の立地で、レジャー向けに従来のメッツブランドのホテルと比べ、定員の多い部屋を計画する。総客室189室(予定)のうち、ダブルが101室、ツインが88室とする予定だ。

鎌倉には2020年春、「ホテルメトロポリタン鎌倉」(仮称)をオープン予定。従来、ターミナル駅に展開する同ブランドを、鎌倉駅東口徒歩約3分の立地で展開する。観光需要に合わせ、ツインルーム中心の客室構成で、総客室138室のうち、ツインが125室、ダブルが13室とする。

今後は、ホテルメッツを秋葉原、五反田に展開するほか、竹芝や横浜駅、川崎駅でも新規開業を予定している。

なお、JR東日本ではホテルのブランドコンセプトとロゴを刷新。このうち、ホテルメッツは名称を「JR東日本ホテルメッツ」に変更し、JR東日本グループのホテルであることを強調する。ロゴやコンセプト、名称の変更日は2018年10月1日とし、各種サインは順次変更していく。