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旅行業の働き方改革で表彰制度、日本旅行とJTB-GMTが大賞に ―日本旅行業協会

「働き方・休み方部門」大賞を受賞した日本旅行の女性社員のみなさん

日本旅行業協会(JATA)は、2017年度「働き方・休み方改革、ダイバーシティ推進」に関する表彰をおこなった。旅行業界の長時間労働・過重労働の是正に向け、有給休暇の取得促進や、女性・高齢者など多様な人材の活用につなげるもの。2部門に分けて審査がおこなわれた。

一回目となる今回の「働き方・休み方部門」大賞は、日本旅行 ソリューション営業本部の「社内女性社員を中心メンバーにした『PJ☆SOL』活動」が受賞。現場の女性社員がイキイキと活躍できる環境づくりのために活動を起こし、経営陣と現場の想いが大きな流れを創出。今後の継続性に期待できる点も高く評価された。

一方、「ダイバーシティ推進部門」の大賞は、JTBグローバルマーケティング&トラベルの「GMT の Diversity は Next Stage へFirst Stage『人財の多様化』から、Second Stage 『多様な人財のパフォーマンス最大化』へ」が獲得。社員同士のダイバーシティネットワーク「パパママ社員ネットワーク」「外国籍社員ネットワーク」「キャリア入社社員ネットワーク」の立ち上げなどを通じて、さまざまな立場の人々への配慮に取り組んだ。また、9パターンの変形労働時間を用意したことで実用性も評価された。

その他、受賞者は以下のとおり。

2017年 「働き方・休み方改革、ダイバーシティ推進」審査結果

▼働き方・休み方部門

▼ダイバーシティ推進部門

応募要件は、JATA正会員の旅行会社の自薦・他薦。今回の応募件数は、働き方・休み方改革部門が9社10件、ダイバーシティ推進部門が3社3件だった。