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シンガポールの統合型リゾート(IR)が大規模拡張、任天堂マリオが主役のテーマパークやホテル新設、総投資額は3700億円

(c)ゲンティン・シンガポール

シンガポールのセントーサ島で「リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)」を運営するゲンティン・シンガポールがこのほど、5年間にわたる大規模拡張計画に着手した。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールにテーマゾーンを2つ新設し拡張するほか、大型の海洋博物館(シンガポール・オーシャナリウム)を建設。総投資額は45億シンガポールドル(約3700億円)に上る。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールには、ミニオン・パークのほか、日本の任天堂をテーマとしたスーパー・ニンテンドー・ワールドを新設する。スーパー・ニンテンドー・ワールドにはマリオなどのキャラクターが登場し、ゲームの世界観を楽しめるようにする。さらに、海沿いのエリアを「ウォーターフロント・ライフスタイル・コンプレックス」として一新。合計約1000室を備えるホテル2軒も新たなに開業する。

RWSはセントーサ島の中にテーマパーク、水族館、ホテル、カジノ、レストランが集約された統合型リゾート(IR)。2010年の開業以来、シンガポールへのインバウンド客の3人に1人、年間2000万人が訪れている。