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自宅近くの宿泊施設に泊まる「ステイケーション」、実際に行ったことがある人は16%、日本では低い知名度

エクスペディア・ジャパンが新しい余暇の過ごし方「ステイケーション」に関する調査を行った。ステイケーションとは、遠出をするのではなく、自宅近郊に宿泊施設に滞在(ステイ)して休暇(バケーション)を気軽に楽しむこと。

10年以内に1泊2日以上の旅行をしたことがある20~50代の男女400人に、「どんな時にステイケーションをしたいか」と聞いたところ、「手軽に非日常を味わいたい」が30%でトップ。「リラックスしたい」(27%)が続いたが、「お金に余裕がない」も23%に上った(ステイケーションをしたくないと回答した人は除く)。

ただ、ステイケーションは海外では広く知られているが、同社の調査によると、「ステイケーションを知っている」はわずか8%。意味を説明したうえで実際に行ったことがある人も16%で、日本ではまだ浸透していない様子も浮き彫りになった。

エクスペディア:報道資料より

また、「ステイケーションをしたい」と回答した人に一緒に過ごしたい相手を訪ねたところ、トップは配偶者で42%、1人が28%、友人が27%だった。調査は2019年3月9~11日の期間中、インターネットで実施した。