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京都市、「観光客分散化」へ民間の観光地経営事業者(DMC)を募集、初年度で上限500万円の事業費を負担

京都市観光協会は,観光地経営事業者(DMC)による伏見,大原,高雄,山科,西京,京北など市内周辺部への継続的な誘客を促す新たな取り組みを支援・協力する「とっておきの京都プロジェクト」DMC事業支援制度を創設した。この制度は,継続的に地域の魅力や地域資源の新たな価値を提供し続ける事業に対して事業費を助成するほか、マーケティング,観光コンテンツの開発,地元との関係構築などを支援することで観光による地域活性化の柱となるDMCを育成し,継続的な地域活性化を推進するもの。

募集する内容は以下の3つ。

1. 「とっておきの京都~定番のその先へ~」プロジェクトの趣旨に則り,地域と連携しながら,京都市が抱える観光課題の解決を図る事業

2. 市内周辺部を面的に観光地として捉え,観光地を経営するという観点から,当該エリアへの観光客の誘客等を図ることにより,地域活性化,文化の継承・発展等に寄与する事業

3. 本事業による支援終了後も継続して実施する事業

京都市観光協会は、3カ年の事業費の助成として、初年度は事業費の2分の1(上限500万円)、2年目は3分の1(上限333万円)、3年目は4分の1(上限250万円)を負担する。

応募期間は2019年5月10日〜6月10日。募集期間終了後、選考を行い7月中に採択事業を公表する。