トラベルボイストラベルボイス | 観光産業ニュース 読者数 No.1

都市景観大賞2019、大分駅南地区と岐阜県可児市「久々利城跡整備活動」が受賞 ―国土交通省

大分駅南地区

国土交通省はこのほど、2019年度「都市景観大賞」を発表した。都市空間部門の大賞(国土交通大臣賞)は、大分県の大分駅南地区。景観まちづくり活動・教育部門の大賞(同)は、岐阜県可児市の「元久々利まちづくり委員会“城守隊”久々利城跡整備活動」に決定した。同年度の応募総数は11件。

都市景観大賞は、良好な景観の形成に関する普及啓発活動のとして、1991年から毎年おこなわれているもの。今回大賞を受賞した大分駅南地区は、周辺部からのアクセス性が悪く低未利用地が多いなどの課題があった地域。大分駅の高架化と合わせて土地区画整理事業と関連する街路事業を実施することで、規模の大きな公共空間の実現と、周辺街区の有効化、都市型住宅地の整備などを実現した。

一方の「元久々利まちづくり委員会“城守隊”久々利城跡整備活動」は、もともと草木に埋もれていた城跡に再び息を吹き込む目的で整備事業を開始。地域住民と企業、行政の協働によって整備がおこなわれ、現在ではイベントを開催するなど、市内外からの訪問者が増加。地域コミュニティに貢献できる存在となった。

そのほか、2019年度「都市景観大賞」受賞プロジェクトは以下のとおり。

都市空間部門 受賞地区一覧

※地区名:応募者

大賞

優秀賞

特別賞

景観まちづくり活動・教育部門 受賞活動一覧

※活動名(活動エリア):応募者

大賞

優秀賞