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急成長のホテルOYOの賃貸住宅事業「OYO LIFE」、入居者向けサービスで提携先を拡充、全物件に東京海上の包括保険も

世界6位のホテルチェーンOYOの賃貸住宅サービス「OYO LIFE(オヨライフ)」が、入居者向けサービスの拡充を発表した。

OYO LIFEは、世界6位まで急成長したホテルチェーンOYOがその運営ノウハウをもとに、 家具家電や公共サービス、テクノロジー活用のセキュリティを付け、“旅するように暮らす”賃貸住宅サービスとして、日本でヤフーと合弁により始動した新事業。

賃貸物件に手軽さと利便性を加えるのが特徴で、そのサービスとしてシェアサービスを含むパートナー企業による家事代行やカーシェア、ファッションなどのサブスクリプションサービスを用意。入居後1か月間は、これら提携先サービスを使い放題で利用できる「OYO PASSPORT(オヨパスポート)」を無料で提供しており、今回この提携先を30社以上に拡大した。

また、Keels社との提携で、KEY STATIONのシステムを活用した鍵の受け渡しも開始。キーボックスをファミリーマート(76店舗)やTSUTAYA BOOK APARTMENT、物件内に設置し、24時間、いつでも鍵の取り出しを可能とする。鍵はシステムを介して状態を管理するほか、In/Outのメール通知、取り出し履歴のトラッキング、24時間対応のコールセンターなども完備し、セキュリティ面も配慮しているという。

さらに、このほど全物件に、東京海上日動の包括保険の自動付帯を行なった。OYOが契約者として保険契約を締結するもので、入居者は対面手続きの必要がなく、物件契約と同時に保険に加入。火災や水漏れなどの事故のほか、日常生活での傷害や物品を破損した場合の損害賠償責任まで補償する。

なお、同社の物件数は2019年5月20日現在で1500室以上に拡大。家賃はシェアハウスタイプが5万円~8万円、マンションタイプが10万円~100万円、一軒家タイプが30万円~100万円。