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JR東日本、駅ナカのシェアオフィス本格展開へ、個人ブースに続きコワーキング型も

東日本旅客鉄道(JR東日本)は2018年8月1日から、駅ナカでシェアオフィス事業「STATION WORK」を本格的に開始する。東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅にブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を設置するほか、今秋には東京駅丸の内地下改札外で多様なデスクを用意したコワーキング型「STAION DESK」1号店を開業する。

JR東日本はグループ経営ビジョン「変革2027」のもと、「ヒトを起点とした価値・サービスの創造」を打ち出しており、その一環として働き方改革をサポートするシェアオフィス事業の実証実験を進めていた。実験で収集した利用者の声を参考にし、新型「STATION BOOTH」を開発。8月1日時点での設置台数は20台だが、今秋以降、首都圏を中心に多くの駅での設置を進める。

新型「STATION BOOTH」はブース内でデスク、椅子、照明、Wi-Fi、電源、USBコンセント、空調、モニター、アロマを提供。当面、キャンペーン料金として1名用ブースは15分150円で提供し、Suicaの利用や会員登録なしでの利用も可能とする。