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ジャパン・ツーリズム・アワード2019発表、国土交通大臣賞は百戦錬磨「農泊と世界をつなぐサービス」

日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)はこのほど、「第5回ジャパン・ツーリズム・アワード」の結果を発表した。応募団体数は国内174件、海外35件の合計209件だった。

今年から設定した国土交通大臣賞は、百戦錬磨による「農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス」が受賞。訪日外国人旅行者を対象とする新たな宿泊スタイルととして「農泊」を提案し、地方へのインバウンド誘致の切り札を目指すものとした。

同じく今年初となる観光庁長官賞は、佐賀嬉野バリアフリーセンター、田辺市熊野ツーリズムビューロー、パラオ政府観光局の三団体が受賞。また今年から開始した「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」では、エイチ・アイ・エスの取り組みが選出されている。

今年の傾向としては、エコツーリズムやユニバーサルツーリズムといった社会性の高い取り組みのほか、インフラツーリズムナイトエンターテインメント、多言語対応のデジタル活用案件が多数見受けられたという。

今年の受賞結果は以下のとおり。表彰式は2019年10月24日「ツーリズムEXPOジャパン 大阪・関西」開会式の場で開催される。

第5回ジャパン・ツーリズム・アワード

※応募団体:取組名

国土交通大臣賞(1件)

観光庁長官賞(3件)

エクセレントパートナー賞(1件)

学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード(1件)

DMO 推進特別賞(2件)

デジタル活用特別賞(3件)

UNWTO倫理特別賞(2件)

入賞 国内・訪日領域 ビジネス部門(19件)

入賞 国内・訪日領域 地域部門(17件)

入賞 海外領域 ビジネス部門(4件)

入賞 海外領域 地域部門(1件)